建機の買取相場と高く買い取ってもらう方法を解説
2022/05/23
街づくりには欠かせない建機ですが、不要になったら売却することをおすすめします。なぜならば建機は基本的に大きなものが多いため、単純に処分してしまうと費用がかさんでしまうからです。
売却ならば処分費用をかけずに、売上分だけプラスになります。
そもそも建機はどのくらいの価格で買い取ってもらえるのでしょうか?
建機の買取相場と高く買い取ってもらう方法について解説します。
建機の買取相場を種類別に解説
建機(建設機械)は土木・建築作業で使用する機械の総称です。重機とも呼ばれています。
建築は種類ごとに買取相場が大きく変わり、代表的な建機の買取相場は以下の通りです。
・ブルドーザー:200万円前後
・ショベルカー:100~200万円前後
・ミニ油圧ショベル:10~40万円前後
・ローダー:100~300円前後
・締固め機械:5~10万円前後
・クレーン車:150万円前後
・杭打機:50,000円前後
ほかにもさまざまな建機がありますが、大型な建機ほど買取相場が高くなる傾向があります。
建機を売却する3つの方法とメリット・デメリットを解説
建機は粗大ゴミなどで処分できないため、不要になったら必ず適切な方法で手放しましょう。おすすめなのは売却をして処分費用を浮かせ、売上金を受け取ることです。
では建機を売却する方法と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
1. 建機買取業者に売却する
建機は基本的に、建機の買取を専門にしている業者へ売却することがおすすめです。
買取業者へ売却する際のメリット
・出張査定があるからその場で売却できる
・梱包や配送の手配不要
・著しく状態が悪くなれば確実に買い取ってもらえる
・建機の価値に合った適正価格で買い取ってもらえる
・故障していても買い取ってもらえる
・面倒な手続きを代行してくれる
・クーリングオフが可能
・査定から契約、売却までその場ですべて済ませられる
買取業者へ売却する際のデメリット
・複数の業者で査定してもらわないと損をする可能性がある
・業者によっては査定や出張に費用がかかる場合がある
・詐欺など悪徳業者に引っかかるリスクがある
少ない手間で比較的高値で売却できる方法です。不要な建機があったらまずは、専門業者への売却を検討しましょう。
2. オークションやフリマアプリで販売する
建機はオークションやフリマアプリでも売却できます。
オークションやフリマアプリで販売する際のメリット
・希望に近い金額で売却できる
・希望以上の金額で売却できる可能性が期待できる
・いつでも気軽に出品できる
オークションやフリマアプリで販売する際のデメリット
・売れずに残ってしまうことがある
・個人間取引なので自分自身で出品から配送まで手配する必要がある
・場合によっては配送や出品費用でマイナスになる可能性がある
オークションやフリマアプリは、希望金額以上で売れる可能性が期待できます。しかし手間がかかるうえに、売れるまで時間がかかるため効率的ではありません。
3. 下取りに出す
新しい重機を購入する予定がある場合、購入先の店舗で下取りできるケースがあります。
下取りで売却する際のメリット
・売却から購入まで1ヶ所で済ませることができる
・配送などの手間がない
下取りで売却する際のデメリット
・下取り額はあまり高くならないケースが多い
・自分で店舗に建機を持ち込まなければならないケースがあるため面倒
下取りのメリットはスピーディーに取引を進められること以外はありません。
すぐに新しい建機を購入する必要がある、下取りでないと都合が悪いなど、どうしても必要な場合以外は、買取業者に売却してから新品購入することをおすすめします。
建機を相場よりも高く買い取ってもらう方法とは
建機は査定前にきちんと準備をすることで、相場よりも高値で買い取ってもらえる可能性が高くなります。
建機を高く売るため、査定に出す前にやるべきことを解説します。
複数の買取業者に査定を依頼する
業者によって評価ポイントが異なるため、より高く売るならば複数社に査定を依頼して査定額を比較しましょう。
なお査定額以外にも、手数料などを考慮して比較してください。
アタッチメントや説明書などの付属品を揃えておく
建機によっては本体以外にさまざまな関連商品がついているケースがあります。
購入時の付属品はもちろん、追加購入したストックパーツや関連商品などがあれば、全部揃えておきましょう。
関連商品とまとめて売却することで、価値がアップして高値が付きやすくなります。
できるかぎり綺麗にクリーニングをする
建機は非常に汚れやすい機械です。地面に接着している部分など、多少の汚れは仕方ないですが、やはり汚れているよりも綺麗な建機のほうが査定額が高くなりやすいです。
査定前に必ず、できる限りのクリーニングを行いましょう。
故障や破損している部分を正確に確認する
故障や破損している部分がないか、しっかり確認しましょう。
故障や破損をしていても買取拒否はされませんが、自身で正確に把握しておけば、依頼前に相談できます。事前に相談しておけば、査定時に少し手を加えてもらうことで正常に動作するようになる可能性も期待できます。
故障や破損ヶ所をきちんと把握して、正確な状態を伝えましょう。
必要に応じてメンテナンスを行う
故障や破損をしていても修理をする必要はありません。ただしボルトが緩んで浮いている、かみ合わせが悪くて変な音がする場合などは、簡単なメンテナンスで直せる可能性があります。
費用をかけずにできる部分だけでいいので、必要に応じて査定前にメンテナンスを行いましょう。
不要になったらなるべく早いタイミングで売却する
建機は1年を通して需要の変動はあまり見られないため、不要になったらなるべく早めに売却したほうが良いでしょう。
なぜならばモデルチェンジなどが行われると、価値が著しく下がってしまうからです。古いモデルほど安く、新しいモデルほど高く売れるため、なるべく早めに売却することをおすすめします。
建機をより高く売るならば買取業者がおすすめ!
建機はさまざまな方法で売却できますが、手間をかけずにより高く売るならば、買取業者を利用しましょう。
買取業者ならばたくさんの建機を見てきた専門家が査定するため、建機そのものの適切な価値がわかります。
ネットオークションやフリマアプリでも売却はできますが、高値で手間なく売るならば買取業者がおすすめです。