粉砕機の買取条件や査定のポイントを解説｜故障しても売却できる？

不要になった粉砕機はスクラップや廃品回収で処分するのではなく、専門の業者で買い取ってもらうのがおすすめです。

売却をすれば処分費用がかからないうえに、売上金を受け取ることができます。

粉砕機を売却する時、査定ではどのような部分が見られるのでしょうか。また、故障している粉砕機でも売却できるのでしょうか？

粉砕機の買取査定で見られるポイントと、買取条件について解説します。

粉砕機を買取査定で見られるポイントとは

粉砕機の買取査定で見られるポイントは以下の通りです。

業者によって重視する点が異なり、中にはとても細かくチェックする業者もあります。

どこをどのように確認するかは業者によって違いますが、上記は必ず確認される部分なので、自身でも把握しておくとよりスムーズに取引が進められます。

粉砕機の査定で評価を高くするコツ・ポイントを解説

査定でよい評価がもらえると買取価格がアップします。ちょっとした準備で評価を高くすることができるため、コツ・ポイントを抑えて準備を進めましょう。

粉砕機の付属品がすべて揃っている

粉砕機の付属品がきちんと揃っていることは評価アップに繋がります。

またバイブレーターや飛散防止カバーなど、追加で購入した関連商品やスペアパーツがあると、買取価格に上乗せされます。

そのため査定に出す前に、付属品や関連商品をきちんと揃えておくとよいでしょう。

故障や破損している部分を正確に伝える

正常に動かない場合でも、状態を正確に伝えることで適切な価格で売却できる可能性があります。

故障状態によっては簡単に修理できることもあるため、査定依頼をする際に、故障や破損について正直に伝えておきましょう。

メンテナンス履歴がわかるものを用意する

メンテナンスをすればするほど、粉砕機の寿命が長くなります。メンテナンス履歴は、大切に使ってきた証拠であり、これからも長く使えることを保証するものです。

メンテナンス履歴がわかる領収書などがあれば、事前に用意をしておきましょう。

売る前に粉砕機を綺麗に掃除をする

見栄えがいいことは直接的な評価に繋がるポイントです。

必ず汚れを綺麗に掃除して、ピカピカの状態で査定に出しましょう。

粉砕機以外の農機具も一緒に査定を依頼する

もしも粉砕機以外にも不要な農機具があれば、一緒に査定を依頼しましょう、

一緒に依頼をすることで、農機具分の価格が上乗せされるだけでなく、査定にかかる費用（業者側が負担する人件費や交通費など）が浮いた分も上乗せされる可能性があります。

粉砕機で買取拒否されるケースとは？買取条件を解説

粉砕機は状態によって買い取ってもらえないケースがあります。

ではどのような粉砕機が買取拒否されてしまうのか、粉砕機の買取条件を解説します。

粉砕機は故障しても基本的に売却できる

粉砕機は正常に動作するに越したことはありませんが、故障して動かない場合でも基本的に売却可能です。

なぜなら業者側で修理が可能だからです。たとえ修理ができない場合でも、解体してパーツとして販売することもできます。

そのため、故障しているくらいで買取拒否されることはほとんどありません。

ただし業者によって対応が異なるため、査定を依頼する際に、故障していることを伝えたうえで買取可能か確認しておきましょう。

火災・水没による故障は買取できない

傷や凹みが多かったり、故障をしていたりしても基本的に買い取ってもらえます。

しかし火災で黒焦げになっている場合や、水没して著しく状態が悪い場合は買取拒否される可能性が高いです。

ただし状態にもよるため、まずは問い合わせてみるとよいでしょう。

盗難の疑いがある場合は買取拒否される

盗品を購入することや、盗品を他者に販売することは罪に問われるケースがあります。

そのため盗難の疑いがある粉砕機は買い取ってもらえません。

所有権がわからない・所有権がない粉砕機も買い取ってもらえない

自分以外に所有権がある粉砕機は買い取ってもらえません。もちろん所有権が誰にあるのかわからない場合も同様。

たとえ所有権が身内にあったとしても、買い取ってもらえない可能性が高いです。誰のものかわからない粉砕機を買い取ってしまうと、後々トラブルが発生し、買い取った業者側にも飛び火するリスクが高いからです。

粉砕機を売却する際は、所有権をきちんと確認しておきましょう。もしも自分以外に所有権がある場合は、所有権を持っている方と一緒に売却手続きを進めてください。

ローンが残っている場合も売却できない

高額な粉砕機の場合、分割払いで購入するケースは少なくありません。

もしも分割払いが終わっていない場合、所有権が購入者ではなく債権者（ローン会社）になっているケースがあるため、売却できない可能性が高いです。

ただし買取価格がローンの残金よりも高く、完済できる場合は売却できることもあります。

ローンが残っている場合でも、明細など、ローンに関する書類を準備したうえで、業者に相談してみると良いでしょう。

エンジン式の粉砕機の場合、エンジンなしは買取NG

エンジン式の粉砕機でエンジンが付いていない場合は、買い取ってもらえないケースが多いです。

ただしパーツ販売や海外輸出を行っている業者の場合は、粉砕機としてではなくパーツとして価値をつけて買い取ってくれる場合があります。

エンジン式でエンジンなしは基本的にNGですが、すべての業者が買取できないわけではないため、まずは買取可能か相談すると良いでしょう。

粉砕機は故障しても買取OK！ただし条件に要注意

粉砕機は故障しても基本的に売却できます。ただし場合によっては買取拒否される可能性があります。

まずは業者へ査定を依頼する際に、予め粉砕機の状況を伝えて、買取してもらえるかどうか確認をしておきましょう。

また査定前に掃除や付属品の確認など、事前準備を行うことで査定額が高くなる可能性があります。

不要な粉砕機はぜひ、条件の確認や事前準備を行って、万全の体制で査定に出してみましょう。