農機具を処分する前に知っておくべきこと|損をしない処分方法とは
2023/01/12
不要な農機具を処分する方法はいくつかあります。そのときの状況・環境や農機具の状態によって選ぶべき処分方法は変わりますが、中には損をしてしまうかもしれない選択肢もあるため、注意が必要です。
処分してから後悔しないために、農機具を処分する前に知っておきたい、損をしない方法について解説します。
農機具を処分する5つの方法
農機具を処分する方法は主に5つあります。それぞれの処分方法について簡単に解説します。
1.スクラップして鉄くずにする
農機具は粗大ごみとして出せません。そのため、処分する場合はスクラップで鉄くずにする必要があります。
スクラップを行うには費用が必要です。鉄くずは金属買取業者に売却できるものの、処分費用の方が高くつく場合も考えられます。
損をしてしまう可能性がある処分方法のため、スクラップはなるべく避けた方がよいでしょう。
2.廃品回収業者に回収してもらう
廃品回収業者は文字通り、不要なものを有料で回収してくれる業者です。回収費用は使用するトラックの大きさや、不用品の重さなどで変化します。
農機具を回収業者側が代理で売却してくれるケースもありますが、回収費用の方が金額が大きくなる可能性が高いためおすすめできません。
また近年では、悪徳業者が増えており損をするリスクが高いため、廃品回収業者は避けた方がよいでしょう。
3.下取りに出す
新品買い替え時に農機具を下取りに出すことができます。下取りに対応しているのは、農機具を販売している一部の専門店や農協のみです。
相場よりも安く査定される場合が多いため、高価買取は期待できません。
スムーズに買い替えまで済ませたい場合はおすすめですが、損をする可能性が高いためあまりおすすめできない処分方法です。
4.ネットオークションで売却する
ネットオークションは気軽に出品でき、自分で金額を設定できます。場合によっては思った以上に金額が釣り上がることも期待できます。
ただし、農機具の写真撮影や詳細な説明、取引相手との連絡・交渉などを行わなければならないため、手間をかけずに農機具を売却したい人にはおすすめできません。
また、返品や返金の対応が必要になることもあります。確実に売却して、返品・返金などが発生しない手段で売却したい場合は、ネットオークションの利用は避けた方がよいでしょう。
5.買取業者に買い取ってもらう
買取業者の場合は、現地で農機具の査定を行い、そのまま売却することができます。
査定を依頼したり、業者を比較したりする手間はありますが、ほかの処分方法よりも負担は少ないです。
また、ほぼ確実に売却できるうえに、適正価格の査定してもらえるため、思った以上に高く売れる可能性が期待できます。
弊社のサービスもこの種類に分類され、無料の出張査定や簡単オンライン査定を行っております。
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農機具を処分するなら買取業者に売却するのがおすすめ
農機具を処分する方法はいろいろありますが、損をしたくないのであれば、買取業者へ売却するのがおすすめです。
農機具の処分に買取業者がおすすめな理由を解説します。
売却の手間がかからない
ネットオークションやフリマサイトを使えば、自由に金額を設定できるため高値で売却できる可能性は期待できます。
しかし、写真を撮影してサイトにアップロードし、さらに農機具の状態を細かく文章入力しなければいけません。さらに、落札者との連絡や発送の準備など多くの手間がかかります。
買取業者なら、査定が終わったらすぐに売却できます。持ち込み不要で、査定士が直接農機具を置いている場所まで来てくれるので、最低限の手間で売却できます。
また、クレームによるリターンなどのトラブルも起きにくく、売却後の手間や負担は一切ありません。
費用がかからない
スクラップや廃品回収業者を利用する場合、費用を負担しなければいけないケースがほとんどです。
しかし買取業者なら、査定から売却まで費用がかかることは一切ありません。むしろ、売却した金額が手元に入ってくるので損をするリスクを回避できます。
意外な価格で売却できるケースも多い
農機具そのものの価値を査定してもらえるため、意外な価格で売却できるケースも多いです。
たとえば30年以上前の古い農機具でも、海外での人気が高いからなどの理由で、高価買取につながる可能性も期待できます。
壊れていてもパーツのみでも売却できる
壊れている農機具はオークションなどではなかなか売却できません。しかし、買取業者なら、壊れている農機具をパーツとして買い取ってくれます。
もちろん、パーツしか残っていない場合でも問題ありません。
壊れて動かなくなった農機具でも、買取業者ならば基本的に全て買い取ってもらえるため、売れないまま保管し続けなければならない事態を回避できます。
農機具のパーツは国内だけでなく海外でも需要が高いため、たとえパーツしか残っていない場合でも売却を検討した方がよいでしょう。
他の農機具も一緒に買い取ってもらえる
不要な農機具があれば一緒に買い取ってもらえます。
たとえば、オークションを使う場合は、ひとつひとつの農機具にそれぞれの商品ページを作って、それぞれで取引する必要があります。
しかし買取業者なら、複数の農機具をすべて買い取ってくれるので便利です。中には倉庫まるごと一掃買取に対応している買取業者もたくさんあります。
売却する農機具の数が増えると、買取業者側の査定にかかるコストを減らすことができるため、浮いたコスト分を買取価格に還元してもらえることもあります。
買取業者の査定額はどれくらい?トラクターの買取相場を紹介
買取業者は農機具に対し、具体的にどのくらいの査定額を出しているのでしょうか?
農機具の中でも通年に需要があり、買取相場は安定しているトラクターを例に解説します。
まず、買取業者による農機具の査定額は、以下の項目で左右されます。
- メーカー
- 型番(モデル)
- 稼働時間
- 馬力
- 見た目(傷や汚れなど)
- 動作など
具体的な買取相場の例は以下の通りです。
クボタ | ・Aシリーズ:200,000~300,000円 ・Lシリーズ:100,000~200,000円 ・FTシリーズ:300,000~800,000円 |
ヤンマー | ・AFシリーズ:500,000円前後 ・KEシリーズ:100,000~200,000円 ・Fシリーズ:100,000~200,000円 |
イセキ | ・THシリーズ:200,000~400,000円 ・TKシリーズ:100,000~500,000円 ・TAシリーズ:100,000~400,000円 |
中には1,000,000円以上の買取価格が付くケースもあります。
農機具によって買取相場は異なりますが、買取業者ならば高価買取が充分に期待できるのでおすすめです。
農機具を処分するなら農機具でっくの買取サービスを
不要な農機具を処分するなら、費用や手間がかからない方法を選びましょう。損をせず、できるだけお得に処分するのであれば、買取業者へ売却するのがおすすめです。
弊社は農機具の出張買取サービスを実施しています。
たとえ数十年前の古いモデルでも、壊れて動かなくなってしまった農機具でも問題ありません。
農機具によっては意外な高値がつく可能性もあるので、不要な農機具があるなら、ぜひ弊社へご相談くださいませ。
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