フォークリフトの買取相場|高く売れるメーカーや種類とは

2024/05/08

フォークリフトは人の手では運べない重量物を大量に運搬する作業に欠かせない荷役自動車です。フォークリフトは重い荷物を持ち上げたまま走行できるため、人の手では運べない重量物を大量に運搬する作業に力を発揮します。
多くの物流倉庫や量販店のバックヤードで使用されており、中古でも高額で売買されるケースが多いです。
もしも不要なフォークリフトがある場合は、そのまま放置するのではなく、ぜひ買取査定に出してみましょう!思わぬ価格で取引できるかもしれません。
フォークリフトはどのくらいの価格で売却できるのか、フォークリフトの買取相場をメーカーや種類別に解説します。

買取場所は?高く売れる業者の選び方

フォークリフトは、一般的な家庭には馴染みがないものの、簡単な操作で重い荷物を持ち上げ、高所に荷物を持ち上げられるため、「荷運び/積み下ろし」が発生する作業で活躍します。また車体が小さく小回りがきくため倉庫内作業に向いています。フォークリフトの用途や種類について簡単に説明します。

フォークリフトの用途

フォークリフトが活躍しているのはを主にこういう用途です。
・工場
・倉庫
・物流センター
・港
・建設現場
・農家
このように、使用場面は特殊なものの、業界によって必要不可欠な機械なので中古市場も活況なのです。

フォークリフトの種類

・エンジン式フォークリフト
・バッテリー式フォークリフト
・カウンターバランス式フォークリフト(最も一般的なタイプのフォークリフト)
・リーチトラック
・オーダーピッカー
いくつかの種類はあり、作業としては「積み下ろし」に活躍しています。

フォークリフトの買取場所は?高く売れる業者の選び方

フォークリフトは、車体前方に2本の爪(フォーク)を備え、油圧で昇降・傾斜が可能な動力付き荷役運搬車両です。使用場面が特殊なため、一般的なリサイクルショップなどでは売却できないケースが多いです。
ではフォークリフトはどこで買い取ってもらえるのか、高く売れる業者の選び方とともに解説します。

フォークリフトを高く売るならばフォークリフト専門の買取専門業者がおすすめ

フォークリフトを売却できる場所は主に3ヶ所あります。
・フォークリフト買取専門業者(農機具や工具などをふくむ)

・ネットオークション

・フリマアプリ・サイト

ネットオークションやフリマアプリは、希望額で売却できるケースが多いですが、さまざまな手配をすべて自分で行う必要があるため手間がかかります。また必ず売れる保証がないため、長期間売却できずどんどん価値が下がってしまうリスクも・・・。

そのため適切に査定を行い、適正な価値をつけて即座に買い取ってもらえる農機具や工具の買取専門業者へ売却することがおすすめです。
フォークリフトの価値がわかる専門家が査定を行うため、古い機種でも正当な価格で売却できます。
査定が終わったらすぐに売却でき、即座に売上金を受け取れるため、確実に売却したい場合にもおすすめです。

買取業者の選び方・比較方法を解説

査定で重視するポイントが買取業者ごとに異なるため、依頼する前にまずは買取業者の比較を行いましょう。
以下の点に注意して比較すれば、業者選びに失敗しにくいでしょう。

フォークリフトの買取実績が豊富にあるかを確認する

フォークリフトの買取実績が多いほど、ノウハウやデータが豊富なため、適正な評価で買い取ってもらえます。

手数料の徴収について確認する

買取の際にさまざまな理由をつけて手数料を徴収し、実際の買取価格が査定額よりも著しく低くなるような業者もあります。手数料を徴収するかどうかホームページなどで確認しましょう。

査定方法・買取方法を確認する

必ず「出張査定」か「持ち込み」に対応している業者を選びましょう。写真だけでは適正な査定が行えないため、相場よりも安く買い取られてしまう可能性があるからです。必ず実物を見てもらえる方法で査定でき、その場で買い取ってもらえる業者を選びましょう。

複数の業者に査定を依頼する

査定は基本的に無料で行ってもらえるため、複数の業者に依頼し、査定額を比較しましょう。

口コミを確認する

SNSや口コミサイトなどで、業者の名前を検索して口コミを確認しましょう。多少の低評価は仕方ない部分がありますが、あまりに評価がひどい場合は避けたほうが無難です。
業者選びに失敗しないためにも、査定依頼前の調査をすることをおすすめします。

フォークリフトの種類と買取相場を解説

フォークリフトにはさまざまな種類があります。また、フォークリフトと似た機械もいろいろあります。フォークリフトに似た機械の種類とともに、種類別でフォークリフトの買取相場を解説します。

フォークリフトの特徴とよく似た締固め機の種類とは

フォークリフトのような「荷役運搬車両」はフォークリフト以外にもいくつかあります。

ショベルローダー(フォークロ一ダー)

建設現場や鉱山、採石場などで広く使われている特殊車両です。 前方にパワーショベル、バケットを備えた特殊自動車。農場で堆肥等の積込に使用する。 また、降雪地帯においては除雪作業にも用いられます。

ストラドルキャリヤー

コンテナターミナルをはじめとする港湾や貨物の積み替え拠点において、輸送コンテナを移動させたり積み上げたりするために用いられる特殊自動車である。貨物の積み替え場所のみで使われることを想定した特殊車両であり、一般道路でコンテナを輸送することはない。港湾法では港湾施設の一つと位置付けられている。

同じように重い荷物を運ぶ機械でも、それぞれ適した用途や場面が異なります。その中でもフォークリフトは小さく力強い機械なので、さまざまな場面で活躍しています。

1トン未満のフォークリフトの買取相場は10万〜2o万円

フォークリフトにはさまざまな「大きさ」があり、その劣化の程度や、買取業社によって値付けは様々なので一概には言えませんが、一般的に市場の多い小さめなフォークリフト(1.5トン)は、買取金額10万円〜20万円と言われています。

<参考:フォークリフト買取の相場金額>
●2.5トンのフォークリフトの買取相場は50万~100万円
●5トンのフォークリフトの買取相場は120万~200万円
●10トンのフォークリフトの買取相場は150万~400万円
中古車市場と同様に、2024年現在農業機械の中古市場もここ数年上昇傾向にあります。とはいえ、壊れて動かないフォークリフトや数十年放置されてメンテナンスされていないものは買取業社によっては不当に低い金額で見積もりされてしまうので、買取実績が豊富な業者に依頼することが大切です。

高く売れるのはどこ?メーカー別フォークリフトの買取相場

フォークリフトはさまざまなメーカーから販売されています。
ではどのメーカーのフォークリフトが高く売れるのか、メーカー別フォークリフトの買取相場を解説します。

<買取業社サイトを調査>

※これらは買取業社サイトに掲載されていた買取実績の一例です

トヨタ 02-8FG15 1.5トン 2018年:91万円
トヨタ 7FGL20 2.0トン 2005年:35万円
トヨタ 8FD25 2.5トン 2010年:90万円
トヨタ 7FD25 2.5トン:59万円
トヨタ 5FG30 3.0トン:40万円
トヨタ 7FD40 4.0トン 2003年:130万円
コマツ FD15C-20 1.3トン:70万円
コマツ FB15RS-12 1.5トン:15万円
コマツ FG15T 1.5トン:30万円
コマツ FD20T-12 2.0トン:52万円
三菱 FB15 1.5トン 2009年:39万円
三菱 FD25T 2.5トン:50万円
三菱 FD30T 3トン:50万円
ニチユ FBR15 1.5トン:18万円
TCM FD25T3 2.45トン 2008年:92万円

フォークリフトを査定に出す際にやるべきことリスト

フォークリフトは査定時の状態で価格が左右されるため、高く売るためには準備をしっかり行いましょう。
フォークリフトをより高く売るための、査定前にやるべきことリストを紹介します。
・説明書や保証書、アダプター、専用工具など付属品を揃えておく。
・カバーなど追加購入した関連商品も揃える。
・メンテナンスの履歴がわかるものを用意する。
・正常に動くか動作確認をする。
・正確なメーカー・型番を把握する。
・傷や凹み、破損などを確認する。
・しっかり汚れを落としてピカピカな状態にする。
・部品が外れそうな部分はしっかり締め直すなど、ちょっとしたメンテナンスを行う(本格的な修理は不要)。
事前準備をすることで、査定価格アップに繋がります。
フォークリフトの買取相場は人気メーカーほど高くなる傾向がある
フォークリフトの買取相場は100,000~200,000円前後ほどです。
比較的高く売れるメーカーコマツとトヨタの2社ですが、その他メーカーも性能や状態によっては高額買取してもらえるケースがあります。
また主流となっているエンジン式の一般的なフォークリフトが高値が付くことが多いです。
ただしどんなタイプのフォークリフトでも、査定前にしっかり準備を整えていれば評価が高くなる可能性があるので、前準備を忘れないようにしましょう。

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