溝切り機の買取を依頼する前にすべきこと|高く売るためのポイントを解説

2022/05/23

溝切り機は需要が高くなるシーズンとあまり需要がないシーズンがあります。そのため同じ溝切り機でも、シーズンごとに買取価格が変動することも・・・。

溝切り機はどのくらいの価格で買い取ってもらえるのでしょうか?

溝切り機の買取相場と、高く売るためのポイントを解説します。

溝切り機の買取相場は平均で10万〜15万程度

溝切り機は田んぼの溝を作って排水口につなげる際に使用する農機具です。

さまざまなメーカーから販売されていますが、とくに「丸山製作所」「共立」「大竹製作所(オータケ)」「やまびこ」の4社の溝切り機がよく見られます。

買取相場はメーカーごとの差はほとんどないものの、性能によって多少のばらつきがあります。

安めの買取相場 50,000円前後
高めの買取相場 200,000円前後
平均的な買取相場 100,000~150,000円

溝切り機はとくに降水量が多い時期に需要が高まります。そのため稲刈りシーズンの前後を狙うと、そのほかの時期よりも査定額が高めにつく可能性が期待できます。

売却時期を意識して査定に出してみると良いでしょう。

溝切り機の買取の流れと売却できる場所を解説

溝切り機はどこでも売却できるわけではありません。もし適切な場所に売却できなかった場合、正当な評価が得られず思わぬ価格で買い取られてしまう可能性があります。

では溝切り機はどこで売却すれば良いのか、買取の流れとともに解説します。

溝切り機が売却できる場所は大きく4ヶ所

溝切り機を売却できる場所は以下の4ヶ所です。

農機具専門の買取業者

農機具をたくさん見てきた専門家が、適切な評価をして買取価格をつけます。溝切り機以外の農機具を同時に服数売却することも可能です。

ネットオークション

入札が多いほど価格が高くなるため、希望額以上で売却できる可能性があります。ただし個人間取引のため手間が多いです。

フリマアプリ

希望額前後で売却できます。ネットオークション同様に個人間取引のため、業者へ売却するより手間がかかります。

下取り(専門店・農協)

新しい溝切り機を購入する際に、専門店や農協(JA)で下取りに出せることがあります(対応店舗のみ)。ただし高値では売却できないため、すぐに新品が欲しい場合以外はおすすめできません。

 

もっとも手間がかからず、なおかつ高値で売却できる可能性が高いのは農機具専門の買取業者へ売却する方法です。

まずはオークションなどで売却したい溝切り機の買取相場を調査してから、業者へ査定に出して、価格を比較するとよいでしょう。

農機具専門の買取業者に売却する流れ

農機具専門の買取業者に売却する流れは以下の通りです。

1. 溝切り機を売却する準備を行う。
2. 買取業者に査定の問い合わせを行って、出張査定に来てもらう。
3. 現地で立ち会いのもと業者による査定を行う。
4. 査定額に問題がなければ売却の契約を行う。
5. 契約成立後、その場で現金もしくは後日振込みでお金を受け取り完了。

農機具専門の買取業者に売却する場合、売却するための準備を行うだけでOKです。自身で出品や梱包などを行う必要がないため、手間をかけずに売却できます。

オークション・フリマアプリで売却する流れ

オークションとフリマアプリので売却する流れは、基本的に同じです。

1. 溝切り機を売却する準備を行う。
2. 溝切り機の状態を細かくメモし、写真を撮影する。
3. メモをもとに写真とともにサイトに溝切り機の情報をアップする。
4. 入札者や購入希望者が現れたら、配送の手配を行う。
5. 入札者・購入者が希望する方法で配送する。
6. 入札者・購入者の手元に溝切り機が届いたら、サイトを通じて銀行口座へ現金が振り込まれる。
7. お互いを評価して取引完了

オークションとフリマアプリは個人間取引のため、自分自身で溝切り機の細かな状態を把握して出品を行わなければなりません。

また配送の手配も行う必要があるため、かなり手間がかかります。

場合によってはまったく売れないこともあるため、手間を減らして確実に売却したいなら業者を選んだ方が良いでしょう。

溝切り機を高く売るために買取依頼前すべきこと

溝切り機を高く売るために買取依頼前すべきこと

溝切り機の査定額は、事前に準備を行うことで高くなる可能性があります。

溝切り機をより高く売るために買取依頼前するべきことを解説します。

溝切り機の正確なメーカー・型番の確認をする

まずは正確なメーカーや型番を確認しましょう。取扱説明書などを紛失し、機体でも正確なメーカーや型番が確認できない場合、メーカー不明で処理されてしまいます。

メーカーが不明な溝切り機よりも、メーカーがわかる溝切り機の方が正確な性能を調査できるため高値で買い取ってもらいやすいです。

また問い合わせ時におおよその査定額が出せるなど、取引もスムーズに進めやすくなるため、まずはメーカーと型番を確認しましょう。

溝切り機の付属品・証明書などを揃える

取扱説明書や保証書、アダプターなどの付属品、追加購入した部品や消耗品などがあればすべて揃えておきましょう。

すべて揃った状態で売却した方が、高い価格で買い取ってもらえる可能性が上がります。

カバーなどちょっとした関連商品もあった方が良いです。

溝切り機の動作と故障箇所の確認をしておく

溝切り機が正常に動作するか、故障している部分がないかなどを確認しましょう。

正常に動作しない場合でも、少し手を加えたら動くこともあるため、査定依頼の際は動作について伝えた方が良いです。

溝切り機の清掃・メンテナンスをしておく

きちんと清掃やメンテナンスを行っているかどうかは、査定額に大きく影響する部分です。

わざわざ費用をかけてまでメンテナンスを行う必要はありませんが、ボルトをしめるなど最低限のメンテナンスは行いましょう。

また溝切り機は直接土に触れる農機具のため、非常に汚れやすいです。触っても手が汚れない程度には清掃をしておきましょう。

しっかり綺麗にしておけば、汚れている場合よりも高値で売却できます。

溝切り機を高く売るためのポイント解説

清掃やメンテナンスなど前準備も重要ですが、ほかにも溝切り機を高く売るポイントがあります。

ポイントを抑えて高額での売却を狙いましょう。

買取の査定依頼は複数の業者に出す

同じ溝切り機でも査定額は業者によって異なります。

業者によって査定額が変動する理由は、重視しているポイントや販売経路(海外への輸出を行っているかどうかなど)、規模などが各社で異なるからです。

より高値で売却したいなら、査定依頼は複数の業者に出し、買取価格を比較しましょう。

溝切り機の他にも不要な農機具があれば一緒に売却する

出張査定を無料で行っている業者は多いですが、依頼者は無料でも業者は人件費や交通費などさまざまな費用をかけて行っています。

そのため農機具を単体で売却するよりも、複数の農機具を一緒に売却した方が、出張費用が抑えられるため査定額アップにつながります。

もしも溝切り機以外に不要な農機具がある場合は、ぜひ一緒に査定を依頼しましょう。

溝切り機を高く売るなら事前準備と無料査定をしよう

溝切り機を高く売るならば、以下のポイントを抑えましょう。

・農機具専門の買取業者に売却する
・複数の業者に無料査定を依頼する
・査定前に売却するための準備を行う

ポイントを抑えることで、本来の価値以上の査定額が付く可能性が期待できます。ぜひ参考にしてみてください。

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