三菱コンバインの人気商品|中古相場と最新版の価格を解説

2022/05/23

農機具メーカーでは国内シェア第4位の三菱(三菱マヒンドラ農機)。大手メーカーの中でも唯一公式がインターネット販売をしているメーカーです。

三菱にはさまざまなコンバインが販売されており、今後の需要がさらに高まる可能性が考えられます。

三菱コンバインの人気商品や中古相場について、最新版の価格を交えて解説します。

三菱コンバインの特徴を解説

三菱コンバインの特徴は、耐久性が高く新品・中古とも安定した需要があるところです。また機体の赤と白のコントラストが印象的なのも、三菱コンバインの特徴のひとつ。

三菱は国内外でトップクラスのシェアを誇る「クボタ」と、相互OEM供給を行っています。コンバインはOEMの対象となっている農機具であり、今後もラインナップの拡大を図っていくとのこと。

確かな技術力と安定した性能が保証されているクボタと、耐久性の高さが評判の三菱が手を取り合い新機種開発が進んでいます。2021年に発表されたプレスリリースによると今後は三菱のコンバインにも、クボタの営農支援システム「KSAS」が搭載される可能性があることが発表されました。

そのため三菱のコンバインは、今後もさらなる需要が期待できると言えるでしょう。

三菱コンバインの中古相場・最新版の価格を解説

三菱では毎年のようにさまざまなタイプの新しいコンバインをリリースしています。

三菱コンバインの中古相場と最新版の価格を解説します。

三菱コンバインの中古相場は20万〜200万円

三菱コンバインの中古販売価格は性能によって異なりますが、だいたい20~200万円程度。馬力や性能が高いほど高額で販売されており、モノによってかなりの開きがあります。

全体的に新品価格の5分の1程度で販売されることが多いです。

三菱コンバイン最新版の価格は2,000万円弱

三菱コンバインの最新版は2022年にリニューアルされた「V6120A」です。

V6120Aは6条刈り対応の最大120馬力を発揮するパワフルなコンバインです。基本性能とコストパフォーマンスを高め、リニューアルされました。

そんな力強いV6120Aのメーカー希望小売価格は「17,538,400~19,124,600円(税込)」です。

大規模な農地に対応した機種なので、三菱コンバインの中でももっとも高値で販売されています。

三菱コンバインの人気商品まとめ

三菱コンバインでとくに人気があるのは「Vシリーズ」です。現行モデルの多くがVシリーズであり、業界トップクラスの作業速度と高いメンテナンス性を兼ね備えています。

中でも人気がある商品は以下のモデルです。

・Vシリーズ:V221A・213A/V216・218・318/V335A・435A/598・698/6120・6120A
・VCHシリーズ:VCH750
・MCHシリーズ:MCH400A

やはりVシリーズは多くのモデルが支持されています。おそらく今後も三菱はVシリーズを主力として開発を進める可能性が高いでしょう。

三菱コンバインを高く売る方法を解説

三菱コンバインを高く売る方法を解説

今後の展開が期待されている三菱のコンバイン、中古のものでも場合によっては高値で売却可能です。

できるだけ高く売る方法を解説します。

できるだけ高く売る方法まとめ

コンバインの買取価格は査定時点の状態によって決まります。そのため査定前に高い評価がもらえるように、しっかり準備を行うことが大切です。

・コンバインの型番を把握する(査定や売却時に必要な情報のため)
・付属品やオプション品もまとめて売却する
・メンテナンスを行っている場合は、メンテナンスの履歴がわかるものを用意する
・汚れを綺麗に落としてピカピカな状態にしておく(アタッチメントのお掃除も忘れない)
・正常に動くか動作確認を粉う
・故障や破損している部分を把握する(査定前のお問い合わせ時点で伝えておきましょう)
・需要が高くなる前に売却する(シーズン後よりシーズン前の方が高価買取されやすい)
・軽くメンテナンスを行う(本格的な修理は不要)
・農機具の買取専門業者に売却する
・査定は複数の業者にお願いする(査定額を比較するため)
・売りたいコンバインの買取相場をある程度把握しておく
・三菱コンバイン以外にも不要な農機具があればいっしょに売却する

三菱コンバインを売却する際は、上記のポイントを意識してしっかり準備を行い、高価買取を目指しましょう。

三菱のコンバインは今後の進化が期待できる

三菱ではさまざまなコンバインを製造・販売しています。とくに人気があるのは現行モデルの主力にもなっている「Vシリーズ」です。

毎年リリースやリニューアルを行っているほど力を入れているシリーズなので、中古市場でも人気があります。

そして三菱は現在、農機具メーカー最大手のクボタとOEMを結んでおり、コンバインなどを中心に共同開発を進めています。そのため今後はさらに進化した、素晴らしいコンバインがリリースされる可能性が大いに期待できます。

新しいコンバインがリリースされれば、中古市場にも影響が出る可能性が高いでしょう。

今後の情報が気になる人や、三菱コンバインの売却・購入を考えている人はぜひ、リリース情報に注目してみてください。

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