ランマーの買取相場|高く売れるメーカーや種類とは
2022/05/23
ランマーは街づくりにおいて欠かせない工具です。そのためさまざまな場所で使用されており、中古でも高額で売買されるケースもあります。
もしも不要なランマーがある場合は、そのまま放置するのではなく、ぜひ買取査定に出してみましょう!思わぬ価格で取引できるかもしれません。
ランマーはどのくらいの価格で売却できるのか、ランマーの買取相場をメーカーや種類別に解説します。
ランマーの買取場所は?高く売れる業者の選び方
ランマーは上下運動によって地面を固める機械のこと。使用場面が特殊なため、一般的なリサイクルショップなどでは売却できないケースが多いです。
ではランマーはどこで買い取ってもらえるのか、高く売れる業者の選び方とともに解説します。
ランマーを高く売るならば農機具や工具の買取専門業者がおすすめ
ランマーを売却できる場所は主に3ヶ所あります。
・農機具や工具の買取専門業者
・ネットオークション
・フリマアプリ・サイト
ネットオークションやフリマアプリは、希望額で売却できるケースが多いですが、さまざまな手配をすべて自分で行う必要があるため手間がかかります。また必ず売れる保証がないため、長期間売却できずどんどん価値が下がってしまうリスクも・・・。
そのため適切に査定を行い、適正な価値をつけて即座に買い取ってもらえる農機具や工具の買取専門業者へ売却することがおすすめです。
ランマーの価値がわかる専門家が査定を行うため、古い機種でも正当な価格で売却できます。
査定が終わったらすぐに売却でき、即座に売上金を受け取れるため、確実に売却したい場合にもおすすめです。
買取業者の選び方・比較方法を解説
査定で重視するポイントが買取業者ごとに異なるため、依頼する前にまずは買取業者の比較を行いましょう。
以下の点に注意して比較すれば、業者選びに失敗しにくいでしょう。
ランマーの買取実績が豊富にあるかを確認する
ランマーの買取実績が多いほど、ノウハウやデータが豊富なため、適正な評価で買い取ってもらえます。
手数料の徴収について確認する
買取の際にさまざまな理由をつけて手数料を徴収し、実際の買取価格が査定額よりも著しく低くなるような業者もあります。手数料を徴収するかどうかホームページなどで確認しましょう。
査定方法・買取方法を確認する
必ず「出張査定」か「持ち込み」に対応している業者を選びましょう。写真だけでは適正な査定が行えないため、相場よりも安く買い取られてしまう可能性があるからです。必ず実物を見てもらえる方法で査定でき、その場で買い取ってもらえる業者を選びましょう。
複数の業者に査定を依頼する
査定は基本的に無料で行ってもらえるため、複数の業者に依頼し、査定額を比較しましょう。
口コミを確認する
SNSや口コミサイトなどで、業者の名前を検索して口コミを確認しましょう。多少の低評価は仕方ない部分がありますが、あまりに評価がひどい場合は避けたほうが無難です。
業者選びに失敗しないためにも、査定依頼前の調査をすることをおすすめします。
ランマーの種類と買取相場を解説
ランマーにはさまざまな種類があります。また、ランマーと似た機械もいろいろあります。
ランマーに似た機械の種類とともに、種類別でランマーの買取相場を解説します。
ランマーの特徴とよく似た締固め機の種類とは
地面を固める「締固め機」はランマー以外にもいろいろあります。
ランマー
自重と衝撃板の上下運動によって、地面に衝撃を与えて締め固める機械です。エンジン式と電動式があります。
プレート
転圧盤の上でローターを回転させ、上下運動を起こして転圧で地面を固めます。プレートコンパクター、タンパー、バイブロコンパクターなどとも呼ばれることも。ランマーより力は弱いですが、広い面積を平らにならす用途に適しています。
ロードローラー
鉄のローラーやタイヤで転圧する機械です。乗車タイプと手押しタイプがあります。力は強いものの大型が多いため小回りが利きません。そのため道路など広い範囲を転圧するのに向いています。
同じように地面を締め固める機械でも、それぞれ適した用途や場面が異なります。その中でもランマーは小さく力強い機械なので、さまざまな場面で活躍しています。
タイピングランマーの買取相場は5万〜8万円
ランマーにはさまざまな種類がありますが、一般的にランマーと呼ばれているのは「タイピングランマー」を指します。上下運動で地面に衝撃を与えながら締め固めるため、タイピングランマーと呼ばれています。エンジン式が主流のため、エンジンランマーと呼ばれることも。
タイピングランマーの買取相場は、50,000~80,000円前後です。
電動ランマーの買取相場は2万〜6万円
電動ランマーとは、タンピングランマーの電動式のことです。従来のエンジン式のものよりもパワーは多少劣りますが、環境への配慮や扱いやすさも考慮された電動タイプも流通してきています。
電動ランマーの買取相場は、20,000~60,000円前後です。ただし状態や性能がよいものに関しては、100,000円前後くらいで取引されています。
サンドランマーの買取相場は5千〜1万円
サンドランマーは鋳物砂や耐火煉瓦を固めるランマーで、空気圧を使って締め固めます。ガスや水道工事で掘った部分の埋め戻しや、土木工事になどでよく使用されるランマーです。
サンドランマーは一般的なランマーと比較すると、もとの価格自体があまり高くありません。そのため買取相場は、5,000~10,000円前後になるケースが多いです。
高く売れるのはどこ?メーカー別ランマーの買取相場
ランマーはさまざまなメーカーから販売されています。
ではどのメーカーのランマーが高く売れるのか、メーカー別ランマーの買取相場を解説します。
明和製作所のランマー買取相場は5万〜8万円
明和製作所はさまざまなタイプのランマーを製造・販売しているメーカーです。
明和製作所のランマー買取相場は50,000~80,000円程度。ランマーの人気メーカーの中では比較的高い価格で取引されています。
三笠産業のランマー買取相場は3万〜8万円
小型建設機械総合メーカーの三笠産業は、ランマーを現行で複数種類販売しています。
三笠産業ランマー買取相場は30,000~80,000円程度。明和製作所同様に、比較的高値で買い取ってもらいやすいメーカーです。
その他メーカーの買取相場は2万〜5万円
ランマーは明和製作所と三笠産業の人気が高いため、その他のメーカーは中古の数自体があまり出回っていません。
その他メーカーの買取相場は20,000~50,000円程度とやや安めですが、性能や状態によっては80,000円前後など、人気メーカーと同等の相場で取引されています。
ランマーを査定に出す際にやるべきことリスト
ランマーは査定時の状態で価格が左右されるため、高く売るためには準備をしっかり行いましょう。
ランマーをより高く売るための、査定前にやるべきことリストを紹介します。
・説明書や保証書、アダプターなど付属品を揃えておく。
・カバーなど追加購入した関連商品も揃える。
・メンテナンスの履歴がわかるものを用意する。
・正常に動くか動作確認をする。
・正確なメーカー・型番を把握する。
・傷や凹み、破損などを確認する。
・しっかり汚れを落としてピカピカな状態にする。
・部品が外れそうな部分はしっかり締め直すなど、ちょっとしたメンテナンスを行う(本格的な修理は不要)。
事前準備をすることで、査定価格アップに繋がります。
ランマーの買取相場は人気メーカーほど高くなる傾向がある
ランマーの買取相場は50,000~80,000円前後ほどです。
比較的高く売れるメーカー明和製作所と三笠産業の2社ですが、その他メーカーも性能や状態によっては高額買取してもらえるケースがあります。
また主流となっているエンジン式の一般的なランマー(タイピングランマー)が高値が付くことが多いです。
ただしどんなタイプのランマーでも、査定前にしっかり準備を整えていれば評価が高くなる可能性があるので、前準備を忘れないようにしましょう。